
旧市街でワンピース姿の女性とすれ違って、とてつもなく懐かしい匂いに目をつむる。鮮やかなブルーとホワイト。記憶をたぐってると、印象深いものほどその正体に行き着けない

大聖堂の鐘楼に登る。かもめ

アドリア海最大の港町。大小様々の船が入れ替り立ち替り寄港する

狭い鐘楼に観光客の出入りも激しい。かれはその間ずっとビスケットをくわえて食べもしない

ママと娘。ずっと片腕で抱えてこの急な階段を来たんだ。逞しいママはヘルメットを首に下げていて、どうやら自転車旅みたい。二人はとても相思相愛。頻繁にキスをして、目を見合って、お互い心の底から楽しそうに会話していた。人が少し捌けたあたりですかさず、青い海を背にセルフィ。なんて素敵なんだろう?嬉しくてじーんとする

鐘楼の高さは60mくらいだったかな

さきちゃんは洋服を買いたいみたいで、マーケットをうろつく。果物やさんの脇で余りの暑さにバテていると向こうで同じく座っていたはたちくらいの女の子がこっちへ来て、扇ぐものを手渡してくれた。突然の親切でびっくり。くるくるの癖毛を金色に染めていて可愛かった

リュックしょっていたよね

聖ドムニウス大聖堂の内部天井。かつては煌びやかなモザイクで飾られていたという。ディオクレティアヌス帝の霊廟であった

当時公認のキリスト教を迫害した皇帝。再び公認となった後、7世紀中ごろキリスト教徒にこの霊廟は打ち壊されてしまい、徐々に現在の形となる

金ぴかゴシック主祭壇。かれのレリーフはほぼ破壊され、遺体は石棺ごと海に流されたとか

信仰と不変に支えられて眠る。聖ドムニウスとは皇帝の迫害により殉教した司教の名からとられている

ロマネスク説教壇。なんだか勇ましい場所だったな

間をおいて水がふってくるとこ。休暇で賑わう路地の店前に家の無いおじさんが腰掛けていた。投げ出した片足には靴がないけど、パティとバンズだけのハンバーガーを嬉しそうに食べてる。通りがけの観光客から小銭を受け取った時の彼の目が忘れられない。一瞬で心が捉えられ目頭が熱くなった。相手の顔を見上げ気さくに微笑み、コインを握った片手を小さく上げてお礼をする。これまでの物乞いは一度だって私たちにそんな顔を見せなかった。どうして?彼は自分の前に施しのためのボックスすら置いていなかったし、でも人は頼まれてもいないのにお金を渡したがった。そうすることで、自分こそ彼から大きな何かを与えてもらえると本能的にわかっていたからじゃないか

海へ続く大通り。クラシックギターとバンダナ

ねこも

飲んでる時だけ仲が良い。ハエも食わないばばあのケンカ。お前って呼ぶな運動地味に継続中

自家製タリオリーニはもちもち。タコとオイルと葱。不味いわけがない。クロアチアでは中世から人気の高いイカ墨リゾット。Dalmatian salad (ポテト、葉物、ガーリック、たっぷりのオリーブオイルから成る温かいサラダ) を頼んでみた。クロアチアでは定番のサイドディッシュっぽい。この葉物はBlitva (Swiss chard) と言い、アドリア海沿岸で伝統的。葉は薄く柔らかく、長さが10センチ程度の若い頃に収穫するという。料理は全てとてもいい味だけど、塩味が半端じゃなかった。塩加減と火入れが要だ。。ダルメシアンってクロアチア原産の犬なんだね

昼は散歩には暑すぎる。本日も漂うイカ焼きのかほり

賑わうプロムナードと対照的に、空はとても静か

物売りはいつも本当に要らなそうなものを売ってる。女の子が買った上に投げると光るおもちゃを、もっかい空にあげてほしくてしばらく待っていた